『収納』から始めるインテリア入門:3
③ 玄関周りの収納 :今回は扉を開けます
先回、書き出した内容をもとに、『分類の方法』をなんとなくイメージします。
- 使う頻度で分ける
- 用途で分ける
- 人ごとに分ける
- 重要度でわける
- 季節で分ける
- 重さ・大きさで分ける
- 好みで分ける
分類のルールはご家族にもわかりやすいように、大きく場所を決め本人のルールに任せることもOKです。
◎玄関に行きます。
冷静に棚を見てください。一気に全部取り出すと収拾がつかなくなります。
1.土間と収納の扉の開き方を見て、一番取り出しやすい高さと位置をみつけます。
それが、縦のこともあれば、横一列のこともあります。
引き戸なら両端からです。開きの扉なら中央になります。
シューズクロークのオープン棚なら 靴を履く近くが優先です。
まず、使いやすい位置を選び、そこに有る物を取り出してください。
全開の状態で全部出し、端から入れてしまうと、出しにくくなります。
先回、書いたリストの中で よく使うものから入れていきます。
人ごとにわけるのなら、その人の良く使うものからです。
又、作業の途中でも、分類方法は意識してください。
2.頻度の高いものをまず入れたら、あとはそのまわりから取り出します。
取り出した物をリストと合わせ区分します。
ここでも取り出しやすさで優先する物を決め入れていきます。
3.収納しきれなかったものは、優先度は少ないので重ねる、まとめるで、収納します。
日常のものは重ねないように・・・出しにくい、仕舞うのに手間のかかる入れ方は、
使用頻度が高いほど 元に戻さずそのままになっていきます
4.空きスペースができれば靴以外の収納品を考えます。
◎いつも使うものが、使いやすい場所へ最優先です。すべての収納の基本です。
次回は、捨てることについて考えます。