キータッセルで安全対策
熊本地方の皆さんが家の中に散乱したものを片付けていらっしゃる姿、胸が痛くなります。ボランティアの手伝いに感謝されている様子、ニュースを見ながら、事前に何かできる事はと思わずにいられません。
インテリア コーディネーターが考える安全対策です。
開き扉に工夫をすることで、中のものの飛び出しを減らし、飛距離を小さくして、足場を確保できることができます。 耐震グッズで扉に取り付けるものもありますが、そこまで物々しくしたくない場合はルームアクセサリーのような感覚で何とかできないか考えました。
お茶の道具類と本、奥行きが浅い収納です。
毎日頻繁に開けることはないけれど、 リボンを結ぶには 手間が・・・
ご近所に[オレーユ AUREILLE ] という、フランス生地専門の輸入のショップが出来ました。
キータッセルと、トリムです。
取手のゴールドに合わせて、選びました。
作り方も輪にして綴じ、タッセルを通すだけ簡単です。
輪にしただけでは浮いてきますのでキータッセルが軽い錘になります。
お子様の家具ならかわいいキャラクターのチャームでも応用できます。
開ける時には、片側に掛け直すだけ。
『対策』に見せない対策です。
インテリアのスクールでも何より大切なのは[安全]と伝えています。
耐震ラッチのついていない扉に 応用していただければ嬉しいです。