『収納』から始めるインテリア入門:1
[1] 収納の本を3冊読んでも 自分の家は片付かない・・・なぜ?
まず、代表的な収納の本について 私見ですが、この方達の本の良いところ
・近藤典子さん(アメニティアドバイザー)
収納を理論的に、『道具を使い、自分でもできそう』 と、思わせたこと。
・近藤麻理恵さん(片付けコンサルタント)
物を大切に思う気持ち(ときめき)を(特に若い方達に)伝えたこと。
・やましたひでこさん(クラターコンサルタント)
断捨離という言葉を使い、捨てることへの罪悪感を失くしたこと。
・坂岡洋子さん(老前整理コンサルタント)
自分の物を人に委ねず、現状を整理する気持ちにさせたこと。
上記の方達は 実際に個人に対して収納のアドバイスをし、
その経験から 手段や方法の共通部分を書かれています。
筆者がそばにいない状況では、本の通りにすべての事柄を
読者である自分に当てはめることはむつかしいです。
雑誌の特集、建築関係の本でも、身の回りのものに対し、
いずれも共通は『気持ちよく暮らしましょう』 が根本になっています。
・何とかしたいというご相談、ほとんど 次のどちらかです。
几帳面な方、何とか本の通りにしようと思う・・・本を読んでも、片付けられない挫折
書いてある中から実現できることだけ拾う・・・・本を読んで実行するけどリバウンド
では、どうする?
[自分の方法を見つけること]
そのためには?
収納に慣れること・・・次回②のテーマです。
セミナーでは 鋏のお話。家にあることと収納してあることは違います。
いくつありますか?どこに?使う場所にありますか?
新聞を束ねる:宅急便をほどく:郵便を開封する その場所と鋏の関係を考えます。