【家具と壁面の関係】
インテリアは、どうやって決めるの?
基本は あなたやあなたのご家族が
好きなもの・気に入ったもの です。
リフォーム後の家具の配置が決まり、イメージのご相談です。
リビングはあまり広くないのでソファは壁面に寄せています。
具体的なお部屋づくりで、切り抜きをお持ちになりました。
今回は【家具と壁面の関係】です。
生活する場は、使用目的のルールもあります。
このインテリアは、『NO GOOD』をお伝えしました。
『なぜ?』
お部屋の広さから、ソファは壁面に寄せています。
(1)先ほどの飾り方。
ソファの背の傾斜で、体を支えます。
家でくつろぐ時には、体は垂直ではなく後ろにあります。
額の取り付け高さによっては額や絵の部分に頭をぶつけます。
コれは、NGです。
又、絵と人の顔が近いと、対面で、お話する時にも落着きが無くなります。
この高さで大きな物を飾るには、ソファの後ろに余裕がある全体の広さが必要です。
(2)額の位置を ソファに座った人に当たらないように上げます。
座る人の身長によってはもっと上にあげる必要があります。
実用性を考えると、ぶつからない位置。
大きな額は、上にあげるほど、ソファとのバランスが崩れます。
見栄えは(1)のほうが、よいです。
モデルルームや写真撮影用には (1)になります。
ここが実際の生活との違いです!
(3)額を小振りに、左右に分けました。
家具の配置に余裕がないお部屋の場合は、
壁面のスペースを作ることで、ゆったりと見えます。
飾る額が未定の場合は こちらの飾り方をお勧めします。
飾りたい額が優先する場合は、それを含めて家具の配置を検討するケースもあります。
また、ホテルのロビーのような広い空間の飾り方を参考にされる場合も、住宅でのサイズ感の違いにご注意してくださいね。